欧州株:2週ぶり大幅安、ロシア動向警戒-製造業指数も注目

24日の欧州株式相場は下落。西側諸 国の首脳らがロシア制裁を強化すると表明したほか、中国やドイツ、米 国の製造業活動を示す指標がいずれも低下したことが手掛かり。指標の ストックス欧州600指数は先週、週ベースで約1カ月ぶりの大幅高とな っていた。

オランダの電話会社ロイヤルKPNは4.2%安。同銘柄の投資判断 をシティグループが引き下げた。ドイツの製薬会社スタダ・アルツナイ ミッテルは15%の大幅安。2014年の業績見通しを下方修正した。一方、 チェコの公益事業会社CEZは5.1%上昇した。

ストックス欧州600指数は前週末比1.1%安の324.39で終了。これは 7日以来の大幅下落。ロシアのプーチン大統領がクリミア以外の地域を 編入させるつもりはないと発言したことを手掛かりに、同指数は前週 は1.8%上げていた。

スイス・ロック・アセット・マネジメント(チューリヒ)のファン ドマネジャー、マルティン・シュラッター氏は「クリミア危機に加え、 中国経済の問題顕在化で投資家らは神経質となっており、株式相場が上 昇し続けるには一段と力強い数字の発表が重要だった」と発言。「ロシ アと西側諸国の対立は全く望ましくない」とも語った。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスがこの 日発表した3月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は48.1。 ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者22人の予想中央値 (48.7)を下回った。2月改定値は48.5。同指数は50を下回ると製造業 活動の縮小を示す。

ロシアがクリミア編入手続き完了後もウクライナとの国境付近で兵 力増強を進めていることへの警戒が強まる中、オバマ米大統領ら主要7 カ国(G7)首脳はこの日のハーグでの会議で、追加対応策を協議す る。ウクライナは同日、国境地帯への兵力配備を強化したと発表した。

24日の西欧市場ではアイスランドを除く17カ国で主要株価指数が下 落。仏CAC40指数は1.4%、独DAX指数は1.7%それぞれ下げた。英 FTSE100指数は0.6%安。

原題:European Stocks Fall Most in Two Weeks on Ukraine, Manufacturing(抜粋)

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