ECBは低金利を維持、景気回復でも-リイカネン氏

ユーロ圏経済にスラック(たるみ) がある限り、景気が改善しても欧州中央銀行(ECB)は政策金利を現 行またはそれ以下の水準に維持すると、ECBの政策委員会メンバー、 リイカネン・フィンランド中銀総裁が述べた。

同総裁は電子メールで送付された報告書で、「余剰生産能力が高水 準にあることから金利は長期にわたり現行またはそれ以下の水準にとど まり、景気が十分に回復するまで支える」とした上で、「加えて、政策 委員会はさらなる断固たる措置を取る用意がある」と表明した。

ECBの主要政策金利は昨年11月以来、過去最低の0.25%となって いる。ドラギ総裁は3月の政策決定後の会見で初めて、超低金利を正当 化する要素として需給ギャップを指す余剰生産能力に言及した。ユーロ 圏の2013年10-12月(第4四半期)は3期連続のプラス成長となったも のの、今年2月のインフレ率は0.7%と、ECBが目安とする2%弱の 水準の半分未満だった。

リイカネン氏は「インフレ圧力が弱いため、ユーロ圏の成長を支え ると同時に将来の金利の方向をめぐる不透明感を軽減するため金融政策 が活用されてきたが、今後もそれが可能だ」と解説した。

原題:Liikanen Says ECB to Keep Interest Rates Low Even Amid Recovery(抜粋)

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