ヘッジファンドの原油買い越し、9カ月で最大の減少-在庫増で

ヘッジファンドによる原油相場上昇 を見込む買い越しが過去約9カ月で最大の減少となった。米国の原油在 庫増に加え、ロシアに対する制裁の影響で原油供給に支障が出るとの懸 念が緩和されたことが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファ ンドなど大口投機家による原油の先物とオプションの買い越しは18日終 了週に2万5775枚減少し、昨年6月以降で最大の落ち込みとなった。今 月過去最高水準に達していた買いポジションは6.6%減少。売りポジシ ョンは7.6%増加した。

米国の原油生産が26年ぶりの高水準に増加する一方、製油所の原油 処理量が昨年10月以来の低水準に落ち込んだことから、原油在庫は14日 終了週に9週連続で増え、3カ月ぶりの高水準となった。クリミア自治 共和国が住民投票でウクライナからロシアへの帰属替えを選んだことを 受け、米国と欧州連合(EU)はロシアに対する制裁措置を発表した。

原題:Speculators Cut Bullish Oil Bets by Most in Nine Months: Energy(抜粋)

--取材協力:Christine Harvey.

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