【FRB要人発言録】相当な期間とは6カ月程度の意味-議長

3月17日から23日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<3月21日> スタイン理事(ジョージタウン大学の金融政策フォーラムで):債券相 場の推定リスクプレミアムが異常に低い時は、金融政策の緩和の度合い を弱めるべきだ。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(声明を発表してFOMC決定に 反対票を投じた理由を説明):金利変更を誘導するための定量的な目安 の削除は成長加速の促進に向けた金融緩和策の活用に委員会がどの程度 前向きであるのかについて不透明感を生む。こうした不透明感は経済活 動の足かせになる。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルッキングス研究所で講演): (GDPを金融政策目標として利用することについて)われわれはこの 議論を深める必要がある。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルッキングス研究所で講演): (イエレン議長の利上げ見通し発言について)民間セクターの調査はわ たしの知る限り同じような数字を示していた。金融市場で聞かれる数字 とも大差はない。そのため、議長はその期間として同じことを繰り返し たにすぎないと思う

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ロンドンで講演):このペースで資産 購入の縮小を続ければ10月までに大規模資産購入が終了することは明白 だ。量的緩和の効果は出尽くした。

<3月19日> イエレン議長(FOMC後の記者会見):完全雇用に近いわけでも、責 務に一致する雇用水準に近いわけでもないことをわれわれは認識してい る。インフレが重大な懸念事項にならない限り、フェデラルファンド (FF)金利誘導目標の引き上げを夢見ないだろう。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):QE終了から最初の利上げ までの相当な期間とは、6カ月程度を意味する可能性がある。それはど のような状況かによって左右される見込みで、労働市場がどのようにな っているか見極める必要がある。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):経済活動の鈍化を招く上 で、天候が唯一ではないが、重要な一因となった。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):これまでのガイダンスは効 果的で、市場がわれわれの予想を理解するのを助け、市場の期待形成に 非常に有益な影響を与えた。FOMCは労働市場のたるみを測る指標と して失業率のみで十分と見なしたことはなく、より多くのものを見るこ とが適切だ。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):当局は2%のインフレ目標 に全力を尽くしている。目標に届かない状態を望んでいない。インフレ が2%に戻らないという懸念があればその防止に向けてFOMCが行動 すると確信している。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):労働市場の改善は続いてい るが、やるべきことは依然多い。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):FF金利の上昇見通しの変 化はFOMC予測のごく限られた上振れを表すもの。FOMCの景気判 断は昨年12月に示したものとほぼ同じ。それを深読みし過ぎるのは不適 切。

イエレン議長(FOMC後の記者会見で):正常な金利への道のりは漸 進的なものになる可能性がある。メンバーの多くは危機からの逆風を認 識しており、逆風解消には長い時間がかかっている。

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