フィッチ:米格付け「AAA」据え置き、見通しはステーブル

格付け会社フィッチ・レーティング スは米国の格付けを「AAA」に据え置き、格付け見通しを「ネガティ ブ」から「ステーブル」に引き上げた。財政赤字が減少したほか、議会 が連邦債務上限の適用を2015年3月まで停止する法案を可決したこと で、同国のデフォルト(債務不履行)リスクが低下したと説明してい る。

米ムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)も昨年、米国の格付け見通しを「ネガティブ」 から「ステーブル」に引き上げた。S&Pは11年8月、債務上限をめぐ る政治的行き詰まりなどを理由に米国の格付けを最上級の「AAA」か ら引き下げた。ムーディーズは同国を最上級「Aaa」格付けとしてい る。

米議会予算局(CBO)によると、米国の14年度(13年10月-14年 9月)の財政赤字は国内総生産(GDP)との比較でここ7年で最小と なる見通しだ。成長加速が背景にある。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) のエグゼクティブバイスプレジデント、トニー・クレセンツィ氏は格付 け見通しの変更前に送付した電子メールで、議会の予算合意に触れ、協 調ムードの高まりを示す兆しも見られると指摘した。

原題:U.S. Keeps AAA Rating by Fitch as Outlook Raised on Debt Pact(抜粋)

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