欧州債:総じて下落-FRB議長が来年半ばの利上げを示唆

20日の欧州債相場は総じて下落。イ エレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が来年半ばまでに利上げす る可能性を示したことを背景に、世界的な債券安となった。

ドイツ国債は5営業日続落。イエレン議長は19日、債券購入プログ ラムを年末までに終了させてから「6カ月前後」で利上げを実施する可 能性を示唆した。スペイン5年債入札では落札利回りが過去最低となっ たものの上昇要因とはならず、同国国債はイタリア国債とともに下げ た。フランス10年債利回りは1週間ぶりの高水準となった。同国は80億 ユーロ相当の国債入札を実施した。

ソシエテ・ジェネラルのグローバル金利・外為戦略責任者、バンサ ン・シェニョー氏(パリ在勤)は「米国債が相場を左右しており、こう した状態が続くだろう」と発言。「典型的な相関取引だが、かなり行き 過ぎている」とし、欧州債の利回り上昇は「かなり意外だ」と続けた。

ロンドン時間午後4時13分現在、ドイツ10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.64%と、先月28日以 来の大きな上げとなった。同国債(表面利率1.75%、2024年2月償還) 価格は0.395下げ100.975。5年債利回りは6bp上昇し0.70%。

英10年債利回りは7bp上げ2.77%。同年限のスペイン国債利回り は3bp上昇の3.37%、イタリア国債利回りは4bp上げて3.43%。

フランス10年債利回りは一時5bp上昇の2.22%と、11日以来の高 水準となった。

原題:European Bonds Decline With Global Peers on Yellen Rates Signal(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE