ロシアの外準投資先、フランスが米国抜きトップに-昨年6月末

ロシアの外貨準備の投資先として、 フランスがこれまでトップだった米国を初めて抜いていたことが分かっ た。ウクライナ危機をめぐり欧米諸国がロシア制裁強化を検討する中で 明らかになった。

ロシア中央銀行がウェブサイトに20日掲載した四半期報告によれ ば、国債などフランスの資産に投じられたロシアの外貨準備の割合は昨 年6月末時点で32%と、その3カ月前から4ポイント拡大。米国への投 資は29.7%と、3月末の33.8%から縮小した。ドイツ向けも19.3%に減 った一方、英国と日本への投資はそれぞれ増えた。

ロシアの外貨準備運用先として米国が2位に後退したのは2006年に データ集計が始まって以来初めて。プーチン大統領はこれまでも米ドル の優位性を批判し、欧州債務危機の際もユーロ圏への投資を維持してき た。クリミア編入をめぐりロシアへの制裁強化を西側諸国が辞さない構 えを示した後、ロシアが米国債を売っているとの観測が浮上していた。

ブルームバーグの集計データによれば、ロシアの外貨準備高は中国 と日本、サウジアラビア、スイスに次ぎ世界5位の大きさ。

原題:U.S. Cedes Top Spot in Russian Reserves to France for First Time(抜粋)

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