中国人民元:対ドルで08年以来の大幅安-中心レート引き下げ

中国人民元は20日の上海市場で、ド ルに対して2008年以来の大幅安となった。中国人民銀行(中央銀行)が 元の中心レートを0.18%引き下げた。引き下げ幅は2012年7月以降で最 大の今月10日に並んだ。

人民銀は中心レートを1ドル=6.1460元と、昨年11月6日以来の元 安水準に設定。元は今月に入り1.32%下落している。

オーストラリアのコモンウェルス銀行の為替ストラテジスト、アン ディ・ジー氏(シンガポール在勤)は「人民元の上昇期待をいったんき っぱりと断ち切り、投機的なポジションの大半を一掃することを人民銀 は望んでいる」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海 市場で前日比0.50%安の1ドル=6.2275元で終了。08年12月1日以来の 大幅な下げとなった。一時6.2334元と、13年2月25日以来の安値を付け た。この5営業日で1.47%下落した。

ブルームバーグが集計したデータによれば、香港のオフショア取引 では、元は0.3%安の6.2051元。一時は13年3月28日以来の安値とな る6.2093元を付ける場面もあった。元の1年物ノンデリバラブル・フォ ワード(NDF)は0.18%安の6.2355元。

原題:China’s Yuan Slumps Most Since 2008 as Central Bank Cuts Fixing(抜粋)

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