「高利回り債を敬遠」、相場は危険な水準-マラソンのCOO

ヘッジファンド運営会社マラソン・ アセット・マネジメントは、格付けが投機的水準のジャンク債(高リス ク・高利回り債)が値下がりすると予想している。金利上昇やデフォル ト(債務不履行)増加の見通しを理由に挙げた。同社の運用資産は 約105億ドル(約1兆800億円)。

ニューヨークで開催されたシンポジウムのパネル討論会に参加した マラソンのアンドルー・ラビノウィッツ最高執行責任者(COO)は19 日、「われわれは高利回り債を敬遠する。実際、ショートポジションを 取っている」とした上で、「危険な水準で取引されている」と述べた。

ジャンク債市場がバブルの兆候を示しているとの懸念は、米ダブル ライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者 (CEO)や米オークツリー・キャピタル・マネジメントのハワード・ マークス会長も言及している。投機的格付けの債券リターンは2008年末 以降でプラス148%に達した。各国・地域の中央銀行による5年にわた る金融緩和策を追い風に投資家が前例のない規模で資金を市場に投じた ことが背景。

ガンドラックCEOは今月、ロサンゼルスから電話取材に応じ、 「金利リスクは存在するが、ジャンク債価格を支えている資金フローで 見えなくなっているだけだ」と語っている。

原題:Marathon Asset ‘Hates High Yield,’ COO Rabinowitz Says (1) (抜粋)

--取材協力:Mary Childs、Cecile Gutscher.

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