NZ:10-12月成長率は2四半期連続の3%台-物価圧力強まる

ニュージーランド(NZ)は2四半 期連続で前年同期比3%台の経済成長率を達成した。乳製品輸出が寄与 した。インフレ圧力の高まりを示す兆候が増えており、NZ準備銀行 (中央銀行)の追加利上げが必要となる可能性を示している。

NZ統計局が20日発表した昨年10-12月(第4四半期)の国内総生 産(GDP)は前年同期比3.1%増加し、ブルームバーグがまとめたエ コノミスト11人の予想中央値と一致した。前期比では0.9%増だった。 7-9月期(第3四半期)の数字は前年同期比3.3%増、前期比1.2%増 に改定された。

NZでは牛乳生産や建設、輸出が伸びており、能力を上回るペース の景気拡大が物価上昇を招く恐れがある。NZ中銀はインフレ率が4- 6月(第2四半期)には目標レンジの中央値に達すると予想しており、 先週の金融政策決定会合で先進国中銀の先頭を切って利上げを決めた。 同中銀は政策金利をさらに引き上げる可能性も示唆している。

ASB銀行のチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏は17日付の リポートで、「NZ中銀は成長の裾野の広がりを確信しており、それに 伴う経済の能力への圧力が強まっているとの見方を示した」と指摘。同 氏は中銀が年内にさらに3回利上げすると予想している。

原題:N.Z. Growth Exceeds 3% as Wheeler Set to Keep Raising Rates (1)(抜粋)

--取材協力:Matthew Brockett.

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