ポルトガル国債が4日続伸、入札結果を好感-ドイツ債は下落

19日の欧州債市場ではポルトガル国 債が4営業日続伸。1年物証券入札で落札利回りが少なくとも2005年以 降の最低となった。

10年債利回りは4年ぶりの低水準に接近。ポルトガルは780億ユー ロ規模の救済から5月に脱却の予定で、市場への完全復帰を目指してい る。イタリア10年債利回りは05年9月以来の低水準、同年限のスペイン 国債利回りは06年以降の最低までそれぞれ下げる場面があった。安全資 産需要の後退で、ドイツ国債は下落。米連邦公開市場委員会 (FOMC)がこの日、フォワードガイダンスを変更するかが注目され た。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ス タメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は「欧州中央銀行(ECB)が 緩和姿勢を維持し、ユーロ圏の特に周辺国で景気回復が続く限り、投資 家は高利回りを追求し続けるだろう」とし、「高利回り債と中核国国債 の利回り格差縮小が進む余地はある」と語った。

ロンドン時間午後4時17分現在、ポルトガル10年債利回りは前日比 5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.38%。11日に は4.31%まで下げ、10年4月以降の最低を付けた。同国債(表面利 率5.65%、2024年2月償還)価格はこの日、0.405上げ110.035。

ポルトガルは2015年3月償還債を9億3000万ユーロ発行。平均落札 利回りは0.602%と、ブルームバーグが05年3月にデータ集計を開始し てから最も低かった。

ドイツ10年債利回りは3bp上昇し1.60%。14日には1.50%まで下 げ、昨年7月19日以来の低水準を付けた。

原題:Portugal’s Bonds Rise as Borrowing Costs Fall; German Bunds Drop(抜粋)

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