金鉱株ETFの輝き増す、上昇率は金ファンドの2倍

米国の景気回復減速に対するヘッジ 需要の高まりとウクライナ情勢の緊迫化を背景に、金鉱株上場投資信託 (ETF)への投資の伸びが金ETFの2倍に達している。

「マーケット・ベクトル金鉱株ETF」の年初来上昇率は25%と、 金連動型ETFとしては最大の「SPDRゴールド・トラスト」の12% の2倍以上となっている。四半期ベースの金鉱株ETFの上昇率が金 ETFを上回ったのは2012年以来。ブルームバーグが集計したデータに よれば、金鉱株ETFの資産が過去4週間に6%増加する一方、金 ETFは2.7%増にとどまっている。

指標となる鉱業株指数フィラデルフィア・ゴールド・アンド・シル バー指数は昨年12月に、金相場に対してこれまでで最も割安となった が、鉱業株への投資が戻っている。

ハンティントン・アセット・アドバイザーズ(シンシナティ)で 約47億ドル(約4800億円)相当の運用を手掛けるピーター・ソレンティ ーノ氏は「産金会社は金相場下落の影響を受けていた。一部の企業は減 産や鉱山の売却、評価損の計上を発表した。金鉱株は潜在的な経済的価 値とは程遠い水準にまで下落し、投資妙味がかなり高まり始めた」と指 摘した。

原題:Gold-Mining ETF Outshines Bullion Fund as Haven Bet: Commodities(抜粋)

--取材協力:Liezel Hill、Shin Pei.

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