東芝:LED照明で欧州企業と提携へ-フィリップを追撃

東芝は欧州のLED(発光ダイオー ド)照明器具供給で3位になることを目指し、同地域での照明器具生産 に向け今後1年で少なくとも3件の提携を結ぶ計画だ。

東芝の欧州照明事業責任者、フランソワ・セギュノー氏は電話イン タビューで、天井や壁に照明を固定する器具は事業拡大の鍵だと述べ、 住宅やオフィス、工場へのLED導入のための完全なシステムに需要が 強まっていると指摘した。

LEDは従来型電球よりも小型でエネルギー効率が良く、寿命も長 い。東芝の事業拡大計画は、欧州で業界大手のロイヤル・フィリップス やオスラム・リヒトの世界市場での優位を脅かすものだ。世界市場 は2019年までに420億ドル(約4兆2600億円)に達する見通し。

セギュノー氏によると、東芝は現時点でのLED製品販売台数では 欧州で上位20位内に入るにすぎないという。同氏は「当社が成長し続け るのはLED電球だけではなく、固定器具事業への進出によってだ」と 述べ、「固定器具事業は13年の収入の2割を占めたが、14年には40%を 目標とする」と説明した。

同氏によれば、東芝は欧州企業が生産した固定器具を活用しアジア 製LEDを欧州で販売することができることから、地元での提携を重要 視しており、既にドイツ企業と提携している。提携先の名前には言及を 控えた。同氏はまた、フランスの電子機器会社レクセルや電子機器販売 のソネパルと販売提携していると述べ、提携先をさらに拡大する必要が あると述べた。LEDランプ1個当たりの価格は6ユーロ(約850円) から7ユーロで、固定器具の平均価格は200-300ユーロだという。

原題:Toshiba Seeks European LED Lighting Tie-Ups to Take on Philips(抜粋)

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