3月独ZEW景況感46.6、3カ月連続低下-ウクライナ情勢で

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた3月の独景況感指数は、3カ月連続で低下した。 ウクライナの政情不安がドイツの景気回復に重しとなる恐れがある。

ZEWが18日発表した3月の期待指数は46.6と、前月の55.7を大き く下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト41人の 調査中央値では52への低下が見込まれていた。昨年12月には7年ぶり高 水準となる62に達していた。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。

ドイツの経済成長率は昨年10-12月(第4四半期)に0.4%でアナ リスト予想を上回ったものの、クリミアのロシア編入をめぐる緊張の高 まりや中国の景気減速、ユーロ圏の総じて緩慢な回復がドイツ経済への リスクとなっている。

ABNアムロ銀行のエコノミスト、アリン・スハウリング氏(アム ステルダム在勤)は「ウクライナをめぐる対立への懸念やユーロ高、欧 州中央銀行(ECB)による今月の追加緩和見送り、失望させられるデ ータが続き中国経済の強さが疑われることが、センチメントに打撃を恐 らく与えたのだろう」と指摘。その上で、「落ち込んだもののZEW指 数は長期平均を引き続きかなり上回っており、ドイツ経済の力強い成長 と一致する水準にある」と語った。

ZEWの発表によれば、3月の現状指数は51.3と、前月の50.0から 上昇した。ユーロ圏の期待指数は61.5と、2月の68.5を下回った。

原題:German ZEW Investor Confidence Falls to Lowest Since August (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Paul Gordon.

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