中国社債市場にさらなるリスク、最悪期脱却は遠い-CICC

初のデフォルト(債務不履行)に見 舞われた中国本土の社債市場が、今後もさらなるリスクにさらされると の認識を中国国際金融(CICC)が示した。

姫江帆氏らCICCの債券アナリスト4人は14日のリポートで、 「4-6月(第2四半期)で信用リスクが最悪期を脱するとは到底思え ない」とコメント。「低格付け社債の信用プレミアムは高水準にとどま るか、さらに上昇の可能性がある」と指摘した。

中国では7日に太陽電池メーカーの上海超日太陽能科技が利払い不 能となって本土の社債市場初のデフォルト状態に陥った。李克強首相が 先週、個別にはデフォルトが回避できない可能性があると発言したこと から、中国政府がさらなるデフォルトを許容するかもしれないとの観測 が強まっている。

CICCは信用情報の変化を受けて本土流通の社債を検証する必要 性が大きい企業として、風力発電機メーカーの華鋭風電科技(集団)、 電機メーカーの保定天威保変電気など12社を挙げた。また、炭素製品メ ーカーの銀基烯碳新材料や不動産開発の広州東華実業も、キャッシュフ ローが限られ債務返済の負担が重い企業だと指摘した。

原題:China Faces Worsening Bond Market Risks After Chaori, CICC Says(抜粋)

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