きょうの国内市況(3月18日):株式、債券、為替市場

国内市況の指標はここをクリックしてご覧 下さい。

●日本株5日ぶり反発、ウクライナ懸念後退と円高一服-全業種上げる

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

東京株式相場は5営業日ぶりに反発。ウクライナ情勢に対する懸念 が和らぎ、為替の円高一服も追い風になった。電機など輸出関連、ガラ スや非鉄金属といった素材関連、情報・通信や医薬品株など幅広く買わ れ、東証1部33業種は全て高い。

TOPIXの終値は前日比11.01ポイント(1%)高の1165.94、日 経平均株価は133円60銭(0.9%)高の1万4411円27銭。

ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は、「日本株は ファンダメンタルズからはリスク回避による売られ過ぎ感があった」と 指摘。ウクライナ問題や新興国など「リスク要因を消化していけば、金 融政策を背景とした株高シナリオは変わらない」との見方を示した。

東証33業種の上昇率上位はガラス・土石製品、サービス、情報・通 信、医薬品、非鉄、建設、卸売、繊維、倉庫・運輸、パルプ・紙など。 東証1部の売買高は17億1862万株、売買代金は1兆6765億円。値上がり 銘柄数は1582、値下がりは155。

●超長期債下落、20年債入札低調で売り優勢-利回り2カ月ぶり高水準

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

債券市場では超長期債相場が下落。きょう実施の20年債入札で最低 落札価格が市場予想を下回る結果となったことを受けて売りが優勢とな った。20年債利回りは一時約2カ月ぶり高水準に達した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.625%で始まり、午前は同水 準で推移。午後零時45分の入札結果発表後に0.63%まで上昇した。その 後は横ばいの0.62%に戻している。

20年物の147回債利回りは午後に入って水準を切り上げ、一時は 2bp高い1.50%と1月23日以来の高水準を付けた。その後 は1.485%。30年物の42回債利回りは2bp高い1.72%まで上昇した後、 午後3時前後から1.71%。

SMBC日興証券の山田聡シニアクオンツアナリストは、20年債入 札について「市場予想を下回り、低調だった。入札結果を受けて、20年 債は午後に入って軟調になっている」と説明した。「20年債はいったん 売られたものの、思ったほどには売り込まれていない。水準的に押した ところでは需要があるようだ」とも話した。

財務省がこの日実施した表面利率1.5%の20年国債(148回債)の入 札結果によると、最低落札価格は99円35銭と市場予想を20銭下回った。 小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の差)は23銭と昨 年3月以来の大きさとなった。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.69 倍と前回の3.67倍とほぼ横ばい。

●ドル・円は101円後半、ウクライナとFOMCにらみ-露大統領演説警戒

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=101円台後半を中心 に推移した。世界的に株価が反発するなどリスク回避の流れが一服する 中、円売りが先行。欧州市場に向けては、ウクライナ情勢に対する警戒 感から、円を買う動きが強まった。

この日は、ロシアへの帰属替えを選んだクリミアの住民投票結果が 直ちに域内の混乱悪化にはつながらないとの見方から、リスク選好的な 円売りが進んだ海外市場の流れを引き継いで始まった。ドル・円は一 時、101円94銭まで円売りが進行。その後は101円80銭前後で一進一退の 展開となったが、午後3時半すぎに「クリミアのロシア編入は妥当」と のプーチン露大統領のコメントが伝わると円買いが優勢となり、一 時101円53銭を付けた。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、目先は「プー チン露大統領の演説が鍵」だとし、「先週は軍事衝突も選択肢に入れた 中でのリスク回避だったので、あまり強硬なことを言わなければ、ある 程度ショートカバー(ドル買い・円売り)を呼びやすい状況になる」と 指摘。「プーチン大統領の演説を通じて、少し落ち着いてくれば、 FOMC(米連邦公開市場委員会)の方に注目も移るだろう」と語っ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE