独ポルシェがヘッジファンドに勝利-VW買収計画めぐる訴訟

ドイツのポルシェ・オートモービ ル・ホールディングは、失敗に終わった2008年の独フォルクスワーゲン (VW)買収計画をめぐり、ポルシェに欺かれたとして投資家から損害 賠償を求められた裁判で新たな勝利を収めた。

シュツットガルトの裁判所はバイキング・グローバル・エクイティ ーズやグレンヒル・キャピタル、グリーンライト・キャピタルなど23の ヘッジファンドによる14億ユーロ(約2000億円)の賠償請求を退けた。 この問題をめぐる一連の訴訟で、ポルシェに対する請求は総額50億ユー ロに上るが、同社に有利な判断が示されたのはドイツで2件目。

テイラー・ベッシング(フランクフルト)のペーター・ベルト氏 は、「徐々にポルシェ側に有利に動きつつある。シュツットガルトの裁 判所の判断で他の裁判所が拘束を受けることはないが、ヘッジファンド 側にとっては今や厳しい争いだ」と述べた。

ポルシェは08年10月、オプションなどを通じVW株74.1%を取得 し、買収戦略の一環として75%の取得を目指していると発表。その後、 幾つもの調査や訴訟に直面した。ヘッジファンド側はポルシェが同年の 大半を通じてVWを買収する意向を否定していたことで投資家を欺いた と主張している。

ポルシェの広報担当者アルブレヒト・バムラー氏は、今回の裁判所 の判断は残りの訴訟の行方を示唆する非常に重要な勝利だと論評した。 ヘッジファンド側の弁護士はコメントを控えた。

原題:Porsche Scores Victory in Hedge Fund Suits Over VW Bid (3) (抜粋)

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