中国2月新築住宅価格、北京や深圳で伸び鈍化-融資引き締めで

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中国の2月の新築住宅価格は、北京 や深圳など政府が1級都市と定めた4都市を中心に上昇率が鈍化した。 融資引き締めや各都市の不動産価格上昇を抑える措置が影響した。

国家統計局が18日発表した資料によれば、北京と深圳の2月の新築 住宅価格は共に前月比0.2%上昇と、2012年10月以来の低い伸びにとど まった。上海は0.4%上昇と12年11月以来で最も低い伸び。広州の値上 がり率は0.5%だった。

政府の調査対象となっている70都市のうち、2月に新築住宅価格が 前月から上昇したのは57都市。1月の62都市から減少した。

クレディ・アグリコルCIBのシニアエコノミスト兼ストラテジス ト、ダリウス・コワルツィク氏は電子メールで、「全体的に見て、不動 産セクターが今年の成長と金融安定に対する重大なリスクになりつつあ る」と指摘した。

李克強首相は先週、投資家の住宅需要を抑えるとともに都市ごとに 異なる方法で住宅市場を規制すると表明。中国政府は過剰な借り入れや デフォルト(債務不履行)につながる融資の抑制に動いており、昨年末 時点で少なくとも10都市が不動産市場の沈静化に向けた措置を強化し た。

原題:China Home-Price Growth Slows in Big Cities on Tighter Credit(抜粋)

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