ウクライナ債が下落-クリミア住民投票後のIMF交渉を注視

今年6月に満期を迎えるウクライナ のユーロ債は17日、3営業日ぶりに下落。クリミアで行われた帰属替え を問う住民投票で分離に近付いたことを背景に、国際通貨基金 (IMF)との支援交渉の進展を見極めようとする動きが強まった。

ドル建てのウクライナ国債はキエフ時間午後3時30分現在、額面1 ドルに対し91.86セントと、14日の92.16セントから下落。同利回り は2.24ポイント上げ50.5%に達した。ブルームバーグがまとめたデータ によれば、通貨フリブナはドルに対し0.5%下げ1ドル=9.75フリブナ となった。

住民投票で帰属替え支持が圧倒的となったことから、クリミア議会 はロシアへの編入手続きを進めている。ウクライナ東部での緊張の高ま りとロシアのさらなる侵入をめぐる兆候に投資家の注目が集まってい る。

こうした状況がウクライナのIMFとの支援交渉に影響を及ぼす可 能性があると、アバディーン・アセット・マネジメント(ロンドン) で100億ドル相当の新興国債の運用に携わるビクトル・スザボ氏は指摘 し、「内戦になればIMFは支援できないだろう」と続けた。

原題:Ukraine Bonds Decline as Investors Weigh Aid Outlook After Vote(抜粋)

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