UBS:中国住宅用資産に手応え-2本目ファンドで資金集め

スイスの銀行最大手UBSは、中国 の住宅用不動産に投資する同行2本目のファンド向けの資金集めに着手 する。当局の規制によりリターンは低下しつつあるが、需要は依然「極 めて旺盛」と判断、それに応えるとしている。

UBSグローバル・アセット・マネジメント(オーストラリア)の アジア太平洋地域グローバル不動産責任者トレバー・クック氏は、資金 集めのために既存の投資家と話し合っていると述べた。ファンドは中国 の2級都市を重点投資対象とし、米ドル建て。

同行は同種の最初のファンドを2008年に設定。クック氏は16年には 運用資産を全て売却する予定で、リターンは目標の20%に「極めて近 い」数字になる見通しだと話した。

李克強首相が全国的な不動産規制強化を手控えたことを背景に、中 国の新築住宅販売は昨年、初めて1兆ドルの大台に乗った。コンサルテ ィング会社のゼロ2IPOによると、新規の中国不動産ファンドに昨年 流入した資金は107億ドルで、前年比で約80%増えた。

クック氏は12日の北京でのインタビューで、「特に2、3級都市の 住宅市場を極めて詳細に調査した」結果、2本目のファンドを設定する だけの「非常に強力な論拠があるとの確信を持った」と説明した。

同氏によれば、新ファンドの想定リターンは競争激化などのため に16-18%と1本目より低く設定しているが、「引き続き極めて魅力的 だ」と述べた。

原題:UBS Plans New China Property Fund Even as Returns Fall on Curbs(抜粋)

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