NY原油時間外:3日続伸-クリミア住民投票で緊迫化懸念

ニューヨーク原油先物相場は17日の 時間外取引で3営業日続伸。クリミア自治共和国のウクライナからの分 離をめぐる住民投票でロシアと米欧の関係が緊迫化するとの思惑が強ま った。

原油先物相場は一時、0.5%上昇した。米欧はロシアに対し住民投 票の結果を受けてクリミアを編入しないよう警告した。ロシアに対する 制裁措置の可能性が強まった。リビア国営石油の広報担当者によると、 シャララ油田から原油を輸送するパイプラインが抗議活動者によって停 止されたことで同国の産油が減少した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品調査担当 責任者、マーク・パーバン氏は17日付文書で「クリミアの住民投票では ロシア編入への賛成票が圧倒的だったが、米欧は住民投票が無効だとし ており、地政学的なリスクの高まりが今週の相場支援要因になるだろ う」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は一 時、50セント高の1バレル当たり99.39ドルを付けた。シドニー時間午 前10時29分(日本時間同8時29分)現在、99.11ドルで推移。前週末の 通常取引は0.7%高の98.89ドルで引けた。全限月の取引高は100日平均 を約44%上回った。年初来の上昇率は0.7%。

原題:WTI Crude Gains a Third Day After Crimea Vote; Brent Increases(抜粋)

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