ヘッジファンド、金と小麦相場の上昇を予想-ウクライナ情勢

ウクライナ情勢の緊迫化で金と小麦 相場が上昇する中、ヘッジファンドが買いポジションを再び積み上げて いる。

米政府のデータによると、ヘッジファンドなど大口投機家による金 相場上昇を見込む買い越しは2012年12月以来の高水準に増加し、小麦に ついても昨年11月以降で初めて買い越しに転じた。クリミア自治共和国 が住民投票の準備を進める中、金相場は先週、半年ぶりの高値を付け、 小麦は強気相場入りした。クリミアで今月16日に実施されたロシアへの 編入の賛否を問う住民投票は、出口調査によると賛成票が過半数を占め た。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファ ンドなど大口投機家が保有する金の先物とオプションの買い越しは11日 終了週に4%増加し12万3007枚。

RBCグローバル・アセット・マネジメントの米株トレーディング 責任者、ライアン・ラーソン氏(シカゴ在勤)は「安全資産の需要が高 まり既に金相場が上昇しているが、制裁が科されれば緊張がさらに高ま ると予想している。この地域は小麦を大量に供給しているため、何らか の支障が出れば価格の支持要因になる」と指摘した。

原題:Speculators See Gold Gaining With Wheat on Ukraine: Commodities(抜粋)

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