米国株先物下落-クリミア住民投票でロシア編入賛成多数

17日早朝のアジア市場で米国株と日 本株の株価指数先物が下落。西側諸国がクリミア自治共和国で行われた ロシアへの編入に関する住民投票は認められないと反発していること や、中国が人民元に対する統制を緩和したことが手掛かり。円は対ドル で上昇基調を維持し、金と原油も買われた。

日本時間午前8時12分現在、S&P500種株価指数先物は0.3%安。 同指数は先週2%下落していた。ニューヨーク商業取引所 (NYMEX)のCOMEX部門の銅先物は0.4%安。金は0.4%高と5 営業日続伸。日経平均先物は時間外取引で0.6%安。オーストラリア株 も売られた。先週1.9%上昇した円はほぼ横ばいの1ドル=101円33銭。 原油はウェスト・テキサス・インタミディエート(WTI)が0.2%高 と、3営業日続伸した。

ANZバンク・ニュージーランドのシニアエコノミスト、シャロ ン・ゾルナー氏(オークランド在勤)は17日付の顧客向けリポートで、 「ロシア編入に関するクリミアの住民投票結果に対する外交上の反応を 市場が今後織り込む中で、不透明感が続くだろう」と指摘。人民元の変 動幅拡大については、「金融市場の自由化に向けた動きは長期的にはポ ジティブだ。ただ予想されるボラティリティ(変動性)拡大を短期的に 吸収するのは難しいだろう」と述べた。

原題:S&P 500 Futures Slip With Copper on Crimea as Gold Extends Jump(抜粋)

--取材協力:Olga Tanas、Vladimir Kuznetsov、Anna Andrianova.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE