シティや三菱東京UFJなど16行を提訴-米連邦預金保険公社

バンク・オブ・アメリカ(BOA) やシティグループ、クレディ・スイス・グループなど世界の大手銀行16 行が14日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を2007-11年に操作 したとして米連邦預金保険公社(FDIC)から提訴された。

FDICはニューヨークのマンハッタンにある連邦地裁に提出した 訴状で、米ドル建てLIBOR設定に関与していたこれら大手行が「不 正に結託」しLIBORを抑制していたと主張。ワシントン・ミューチ ュアルやインディマックなど破綻銀行38行の管財人としての役割を担う FDICは英国銀行協会(BBA)も訴訟の対象とした。

破綻銀行は「不正行為もしくは共謀ではなく、競争的な市場の力に 基づく正確な金利提示」が指標金利を決めると考えていたと訴状は指 摘。世界中の監督当局がLIBORなどの指標金利を金融機関が共謀し 操作していたかどうかの調査を進めている。

他に提訴された銀行はJPモルガン・チェースとHSBC、バーク レイズ、ラボバンク、UBS、ロイヤル・バンク・オブ・スコットラン ド(RBS)、ドイツ銀行、ロイズ・バンキング・グループ、ソシエ テ・ジェネラル、農林中央金庫、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、三 菱東京UFJ銀行、ウェストLB。

クレディ・スイスの広報担当ドルー・ベンソン氏、BOAのローレ ンス・グレイソン氏、シティのマーク・コスティリヨ氏、JPモルガン のブライアン・マーチオニ氏はいずれもコメントを控えた。FDICの デービッド・バー報道官もコメントを避けた。

ラボバンクの広報担当者に営業時間外に電子メールでコメントを求 めたが返答はない。HSBCとUBS、バークレイズ、RBSの広報担 当者にも電子メールを出したが今のところ返信はない。三菱東京UFJ 銀行広報担当の奥村祐司氏は「提訴されたのは事実だが、訴訟にかかわ ることであり、コメントは差し控える」と述べた。

--取材協力:谷口崇子.

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