GMのリコール対象車に絡んだ死亡者、増える見込み-専門家

米ゼネラル・モーターズ(GM) が10年前に販売した小型車8車種の点火装置不具合に関連した事故での 死者数が増えそうだと、法律や安全の専門家らはみている。

自動車メーカーは新たな情報を提供する際、リコール(無料の回 収・修理)対象車に絡む死者数を上方修正することが多い。また、弁護 士側もメーカーの責任による事故での死傷だと主張し補償を求める原告 を集めようと動く。

今回のリコールは、GMが2009年に破綻する前に生じた不具合に絡 んでいる。新生GMは破綻前の責任から切り離されているが、法律や安 全の専門家が同社に事故の犠牲者への賠償を支払うよう求める圧力を高 めているため、最終負担額が増大しそうだ。

GMは「シボレー」「オペル」「ポンティアック」「サターン」 の160万台のリコールに関連して12人の死亡を特定し、リコールに関連 するデータと情報の検証を続けるとしている。

ワシントンにある消費者団体、自動車安全センターのエグゼクティ ブディレクター、クラレンス・ディトロウ氏は「自動車メーカーに1件 の事故報告がなされれば、さらに9、10件の事故が発生しているのが一 般的だ。今回のリコールに関連する死者数は増えると想定できるだろ う」と述べた。

それはトヨタ自動車が証明済みだ。一部車種での意図せぬ加速に伴 う問題が注目を集め米議会で公聴会が開かれると、「トヨタ」と「レク サス」ブランドのリコール車1000万台に米政府が関連付けた死者数はご く少数から少なくとも59人に増え、公聴会終了後に不法死亡訴訟も増え た。

原題:GM Ignition-Flaw Death Toll Seen Rising as Victims Sought: Cars(抜粋)

--取材協力:Jeff Plungis.

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