きょうの国内市況(3月14日):株式、債券、為替市場

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●日本株全面安、海外リスクと円高警戒-日経平均週間で震災来下げ幅

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東京株式相場は大幅続落。中国経済やウクライナ情勢への警戒感を 背景に、前日の欧米株の下げが目立ち、為替の円高進行も嫌気された。 電機や機械、電力、医薬品など東証1部33業種は全て下げ、値下がり銘 柄が1700を超す全面安となった。

日経平均株価の終値は前日比488円32銭(3.3%)安の1万4327円66 銭、TOPIXは38.76ポイント(3.2%)安の1164.70。日経平均の週 間下落幅は946円41銭に達し、東日本大震災直後の2011年3月3週 (1047円68銭安)以来の大きさを記録した。

パリー・インターナショナル・トレーディングのマネジング・ディ レクターであるギャビン・パリー氏(香港在勤)は、「リスク回避通貨 としての位置付けから、円相場が急速に持ち上がった」と指摘。円が弱 含むのを拒んでいる間は、「日本株のさらなるダウンサイドを視野に入 れておく必要がある」と話した。

33業種の値下がり率上位は電気・ガス、機械、医薬品、ゴム製品、 精密機器、パルプ・紙、電機、化学、情報・通信、繊維製品など。東証 1部の売買高は32億2565万株、売買代金は3兆2404億円。下銘柄数 が1749に達し、上昇はわずか33にとどまった。

●債券上昇、ウクライナ緊張で円高・株大幅安-5年債入札順調も支え

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債券相場は上昇。ウクライナ情勢の緊張などを背景に外国為替市場 で円高が進行し、株式相場が大幅下落したことが手掛かりとなった。き ょう実施の5年債入札が順調な結果となり、現物債市場では中期ゾーン を中心に買いが入った。

債券先物市場で中心限月の6月物は反発。前日比16銭高の144円73 銭で始まった後、水準を切り下げ、いったんは4銭安の144円53銭まで 下落した。すぐに上昇に転じ、午後に入ると一段高となり、結局は18銭 高の144円75銭と、この日の高値で引けた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、「前日に米国株が下落し、米国債利回りが低下、円高に振れてお り、円債市場には買いが入った」と指摘。「ウクライナ情勢や中国経済 指標の悪化で、米国経済も楽観できないとの見方が台頭している。国内 景気の見通しも輸出の伸び悩みなどから悪化している」とも述べた。

財務省がこの日実施した表面利率0.2%の5年利付国債(117回債) の入札結果によると、最低落札価格は99円98銭と事前予想を1銭上回っ た。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格との差)はゼ ロ銭と前回の1銭から縮小。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.81倍 と前回の4.07倍からやや低下した。

●円全面高、クリミア情勢警戒でリスク回避の買い-対ドル101円半ば

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東京外国為替市場では、円が主要16通貨に対して全面高。週末にウ クライナのクリミア自治共和国でロシア帰属の是非を問う住民投票を控 え、情勢の先行き不透明感からリスク回避を背景とした円買いが優勢と なっている。

午後3時45分現在のドル・円相場は1ドル=101円58銭付近。円は 早朝に付けた101円88銭を下値に水準を切り上げ、一時は101円50銭と4 日以来の高値を付けた。ユーロ・円相場は一時1ユーロ=140円63銭 と、6日以来の水準まで円高が進んでいる。

野村証券金融市場調査部の池田雄之輔チーフ為替ストラテジスト は、クリミア選挙について、ロシアへの編入を希望するという結果にな ることは「ほぼ織り込み済み」だと指摘。その上で、「注目点になるの は欧米サイドがどういう制裁措置を警告してくるのか」だとし、「その 内容が実体的なロシアへの経済の打撃になるようなものだとリスクオン が進むし、そうでなければ一段のリスクオフにはならないのではない か」とみる。

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