ロシア:外国人幹部がスピード違反で国外退去に-制裁で悪化も

ロシアに進出している外国企業は、 ウクライナ問題が起きる前も、小さい規則違反のために国外退去処分を 受ける幹部が急増していることを懸念していた。西側諸国がロシアへの 制裁を準備していることで、このようなケースがさらに増加すると警戒 している。

ロシア入国管理当局によると、移民局と交通警察のデータベースが リンクされた昨年末以降、「行政違反行為」を2、3回犯したことで就 労ビザが無効になった旧ソ連諸国以外出身の外国人の数は1000人近くに 上る。ここでいう違反行為とは、駐車違反や禁止区域での喫煙、交通規 則を無視した道路横断など軽微なものが多い。

在モスクワ米国商工会議所のアレクシス・ロジアンコ会長は、「個 人がスピード違反の切符を2回受けたことで国境で止められ、ビザが無 効だと告げられるケースもある」と述べた。同商工会議所は、エクソン モービルやペプシコなど約800社の米企業の利益を推進する。

ウクライナでロシア政府の支援を受けたヤヌコビッチ氏が大統領の 座を追われたことで、プーチン露大統領はクリミア半島に軍を投入し、 同半島をロシアに帰属させる準備を進めている。このような事態になる 前は、ロシア当局は外国企業と協力し、国外退去問題の早期解決を目指 すとしていた。現在は、制裁実施の場合に西側企業の資産をロシア当局 が差し押さえることができる法案を議会が準備する中、話し合いは中断 されている。

原題:Putin Deports Foreign Executives for Speeding as Sanctions Loom(抜粋)

--取材協力:Evgenia Pismennaya、Jake Rudnitsky.

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