香港株:H株、弱気相場入り間近-中国成長見通し引き下げで

午前の香港株式相場は下落。中国企 業株(H株)指数が一時、昨年12月2日の高値から20%安となった。中 国で景気減速の兆しが一段と広がる中、UBSやバンク・オブ・アメリ カ(BOA)などが中国成長見通しを引き下げた。

H株指数は午前の取引終了時点で、前日比0.8%安の9251.08。一時 は1%下げ、そのままいけば直近の高値から20%下落で引ける水準とな っていた。直近の高値からの20%安を弱気相場入りの目安とみているト レーダーもいる。ハンセン指数は前日比1%安の21541.04。このままい けば週間では4.9%下落と、2012年5月以来の大きな下げとなる。

電気自動車メーカーの比亜迪(BYD、1211 HK)は3.4%安と、H 株指数構成銘柄では中信銀行に続く大きな下げとなった。バーチャルク レジットカードの提供を計画していたテンセント・ホールディングス (騰訊、700 HK)と中信銀行(998 HK)も安い。中国人民銀行(中央銀 行)がこうしたカードの発行を認めないとの報道が材料視された。

中国平安保険(集団、2318 HK)は1.6%安。13年通期利益が市場予 想を下回った。香港の不動産開発会社、新世界発展(17 HK)は15% 安。中国不動産部門を完全子会社化する計画を発表した。

--取材協力:Allen Wan、野原良明.

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