バンカー個人名公表に意欲、仏銀BNPが最初か-NY金融局長

米ニューヨーク州金融サービス局の ベンジャミン・ロースキー局長は、金融セクターにおける不正行為の抑 止効果を期待し、イランなど制裁対象国に絡むマネーロンダリング(資 金洗浄)に関連する仏銀BNPパリバとの和解で、少なくともバンカー 1人の個人名を初めて公表する用意があることを明らかにした。

ロースキー局長は、金融サービス局のマンハッタンのオフィスで12 日にインタビューに応じ、「金融機関と和解するのは簡単だ。個人の行 為について何もしなければ、これまでと同じ道をたどり、不祥事が後を 絶たないだろう」と語った。

バンカー個人の氏名公表を目指すロースキー局長の意向は、個々の バンカーが金融危機の責任を十分追及されていないという国民感情を反 映している。同局長は、BNPパリバの少なくとも1人のバンカーの身 元を明らかにする予定だと述べる一方、和解の条件はなお流動的だと発 言。「彼らの将来のキャリアに影響することになるだろう」と指摘し た。

フランス最大の銀行であるBNPパリバは先月、経済制裁違反の対 象となる当事者への支払いに関する米当局の調査決着に備えて、11億ド ル(約1120億円)の資金を用意したことを明らかにした。事情に詳しい 関係者の1人が先月ブルームバーグ・ニュースに語ったところでは、イ ランとスーダン、キューバとの取引が調査の焦点になっているという。

原題:Lawsky’s Focus on Naming Individual Bankers to Start With BNP(抜粋)

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