ヘッジファンド、トウモロコシに続き小麦にも強気か

シカゴ市場のトウモロコシ相場を1 ブッシェル当たり約5ドルに押し上げたヘッジファンドによる買いが、 今度は現在の小麦相場上昇につながっている可能性があるとの見方を、 INTL・FCストーン(ロンドン)のリスク管理コンサルタント、マ ット・アマーマン氏が示した。ウクライナ情勢の混乱を背景に小麦は12 日、強気相場入りした。

ヘッジファンドなど大口投機家は昨年11月以降、小麦相場の下落を 見込んでいるが、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによる と、小麦の先物とオプションの売りポジションは今月4日時点で6040枚 と、過去最高だった1月の7万3088枚から減少した。14日に発表され る11日時点のデータでは上昇を見込む買い越しに転じている可能性があ ると、アマーマン氏は指摘する。小麦相場は1月に付けた安値から今 月12日終値時点で24%上昇。直近の安値から20%以上上昇すると強気相 場入りとされている。

CFTCのデータによれば、世界の在庫が記録的高水準に達すると 予想される中、大口投機家によるトウモロコシの売りポジションは昨 年11月に過去最高水準に達したが、今年2月半ばに買い越しに転じた。 先週時点では15万8122枚の買い越しで、2013年3月以降で最も強気な姿 勢が示されている。

原題:Hedge Fund Bulls Seen by FCStone Adding to Wheat After Corn Jump(抜粋)

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