ゴールドマン出身3人のファンド、群抜く38%リターン-関係者

:米ゴールドマン・サックス・グル ープの元マネジングディレクター3人が運用する日本を重点投資対象と したマルチストラテジー・ヘッジファンドが、運用開始から2カ月でプ ラス38%のリターンを挙げた。事情に詳しい関係者2人が明らかにし た。

このファンドは後藤田公仁、笠間貴之、星野泰一の3氏が創業した ゴルビス・インベストメントの「ゴルビス・アジア・オポチュニティー ズ・ファンド」。情報が非公開であることを理由に関係者が匿名で語っ たところによれば、同ファンドは1月6日に創業パートナーや従業員の 資金の運用を開始し、2月に外部の投資家の資金を受け入れ始めた。シ ンガポールに本拠を置く同社の事業開発責任者、ライアン・コリンズ氏 はコメントを控えている。

同ファンドは最高投資責任者(CIO)の後藤田氏が率いる12人の チームが運用。ベンチマークとする日経平均株価が1月6日から2月28 日の間に6.7%下落した中で、それを上回るパフォーマンスを示した。

調査会社ユーリカヘッジの暫定集計によると、強弱入り混じる世界 経済見通しや円高進行などの影響で、日本に重点投資するヘッジファン ドの1-2月のリターンは平均でマイナス1.2%だった。

シンガポールに本拠を置く人材紹介会社、プリンシプル・パートナ ーズのウィル・タン氏は「ゴルビスのチームは過去2カ月、優れたかじ 取り能力を示した」と述べた。

事情に詳しい関係者2人が昨年8月に語ったところによれば、ゴル ビスでは笠間氏がシニアファンドマネジャー、星野氏が最高執行責任者 (COO)を務める。あらゆる資産クラスを投資対象とし、当初は日本 に重点を置いているという。

関係者によれば、ゴルビス・アジア・オポチュニティーズ・ファン ドの2月のリターンはプラス27%。企業のファンダメンタルズを基に割 安・割高銘柄を選ぶ戦略が主に寄与した。

原題:Ex-Goldman Sachs Traders’ Asia Hedge Fund Said to Return 38% (1)(抜粋)

--取材協力:.

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