ブラジル株:下落、格下げ懸念で-支援期待で電力株には買い

13日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。小売売上高が予想に反して増加したほか、政府 支援への期待で電力株には買いが入ったが、こうした好材料はブラジル の格下げ懸念に打ち消された。

CPFLエネルジアは4.5%高。電力会社の支援策を政府が発表す ると匿名の関係者が明らかにしたことが手掛かり。電力各社は干ばつに よる水力発電量の減少が打撃となっている。一方、ブラジル石油公社( ペトロブラス)は1.6%安と3営業日ぶりに反落。鉄鉱石生産最大手の ヴァーレも2.1%値下がりした。

ボベスパ指数は前日比0.9%安の45443.83で終了。指数構成銘柄の うち下落が46銘柄、上昇は26銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時27分(日本時間14日午前5時27分)現在、0.3%安の1ドル=2.3628 レアル。ブラジル中央銀行のトンビニ総裁らはこの日、米格付け会社ス タンダード・アンド・プアーズ(S&P)のアナリストと話し合った。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏は電話インタビューで、「格付け各社がブラジル格下げの準備をして いると投資家は懸念している」と指摘。「小売売上高と鉱工業生産の伸 びは、経済が依然弱いとの認識を変えるには不十分だ」と述べた。

ブラジル統計局がこの日発表した1月の小売売上高は前月比0.4% 増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト40人の予想中央値 は0.3%減だった。今週発表された1月の鉱工業生産指数は前月比2.9% 上昇した。

原題:Ibovespa Falls as Brazil Rating Concern Outweighs Retail Sales(抜粋)

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