ドラギ総裁:ユーロ高をECBガイダンスが抑える可能性も

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は13日、同中銀のフォワードガイダンス(時間軸政策)がユーロ値下 がりと実質金利低下につながる可能性を指摘し、インフレ率がECBの 目安とする水準に戻らないリスクが後退するとの見方を示した。

ドラギ総裁はウィーンでの講演で、ガイダンスは「想定対象とする 期間において実質金利の低下を招くため、政策スタンスの事実上の緩和 になる」と指摘。また、ユーロ圏と世界の他地域の間の実質金利格差に も触れ、「他の条件が同じであれば、為替レートへの下押し圧力とな る」とも語った。

為替レートはECBの政策目標ではないと総裁はあらためて述べた 一方、相場水準が「物価安定をわれわれが考える中でますます重要」に なってきていると付け加えた。

発言を受け、外国為替市場ではユーロが下落。前日比0.4%安の1 ユーロ=1.3854ドルとなっている。発言前には一時、2011年10月以来の 高値となる1.3967ドルに達していた。過去1年で約7.2%上昇してい る。

原題:Draghi Says ECB Guidance May Help to Curb Euro Strength (1)(抜粋)

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