欧州株:5週ぶり安値、小売株が安い-ウクライナ情勢も注視

13日の欧州株式相場は下落し、指標 のストックス欧州600指数は5週間ぶり安値を付けた。英ウィリアム・ モリソン・スーパーマーケッツを中心に小売株の下げが目立った。クリ ミアをめぐるウクライナとロシアの対立への懸念も強まった。

モリソンはここ11年で最もきつい値下がり。減益見通しが嫌気され た。スイスの人材派遣会社アデコは6.6%安。筆頭株主が約16%の保有 株を手放したことが売り材料。一方、ドイツの航空会社、ルフトハンザ 航空は3.9%上昇。配当再開の方針を示したほか、営業利益を2年以内 に3倍とする目標をあらためて表明したことが手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%安の324.51で終了。一時 は0.2%上げた。2営業日の下落率は2.1%と、1月以降で最大となっ た。6年ぶり高値を付けた2月25日以来の下落率は4.1%。

Xトレード・ブローカーズ(リスボン)のエドュアルド・シルバ氏 は、「衝撃的となる可能性ある週末を控え、ロシアに関連する全ての銘 柄に売りが出るだろう」と指摘。「クリミアの住民投票が注視されてい る。主要国が外交または政治、軍事的に介入することを決めた場合、市 場を混乱させる材料となるだろう。ボラティリティは高い」と語った。

米国とドイツは、ウクライナの一部であるクリミアを併合する計画 を考え直すようロシアに迫る圧力を強めた。クリミアは16日にロシアへ の帰属替えの是非を問う住民投票を計画している。

13日の西欧市場では18カ国全てで主要株価指数が下落。仏CAC40 指数は1.3%、独DAX指数は1.9%それぞれ下げた。英FTSE100指 数は1%安となった。

原題:Europe Stocks Decline to Five-Week Low With Retailers on Ukraine(抜粋)

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