新興国ETFが下落、ウクライナ情勢緊迫で-露株価指数も続落

新興国市場の株価指数をベンチマー クに運用する上場投資信託(ETF)の「iシェアーズMSCIエマー ジング・マーケットETF」が13日、1カ月ぶりの安値に下落した。ク リミア自治共和国のロシアへの帰属替えの是非を問う住民投票を前にウ クライナ危機が深刻化するとの懸念が背景。ロシア株の指標である MICEX指数は3営業日続落し、2010年以来の安値を付けた。

同ETFはニューヨーク時間午前11時28分(日本時間14日午前0 時28分)現在、0.7%安の38.61ドル。MSCI新興市場指数は0.1%高 の945.32。ウクライナのUX指数は2.8%安と、ブルームバーグが追跡 する世界94の株価指数で最大の下げ。MICEX指数は2%下落。一 方、上海総合指数は証券監督当局が上場企業による優先株発行を初めて 許可するとの観測から1.1%上昇した。

ドイツのメルケル首相は13日、ロシアとウクライナに交渉を要請。 クリミア自治共和国での16日の住民投票前にロシアのプーチン大統領が 「緊張緩和に貢献」しなければ欧州連合(EU)は早ければ来週にも制 裁に踏み切る構えだと述べた。親ロシア派勢力がクリミアの軍事基地や 空港を取り囲む中、MICEX指数は今月14%下落している。

原題:Emerging-Market ETF Declines on Ukraine Tension as Micex Tumbles(抜粋)

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