香港株(終了):下落-中国の工業生産や小売売上高を嫌気

香港株式相場は下落。中国の工業生 産と小売売上高が市場予想を下回ったことが嫌気され、指標のハンセン 指数は上昇から下落に転じた。

ハンセン指数は前日比145.87ポイント(0.7%)安の21756.08。ハ ンセン中国企業株(H株)指数は0.4%安の9322.93。一時は1.8%上げ る場面もあった。昨年7月10日以来の安値となったH株指数は、同年12 月2日の高値から19%下げており、弱気相場入りに近づいている。

インヴァスト証券のチーフ市場アナリスト、ピーター・エショ氏 (シドニー在勤)は電話取材に対し、「中華圏の相場は非常に脆弱(ぜ いじゃく)だ」と指摘した上で、中国の「工業生産と小売売上高はどち らも軟調だったが、それほど悪いわけではなかった」と述べた。

中国国有不動産会社で最大手の中国海外発展(688 HK)は4.1%安 と、ハンセン指数の下げの中心となった。通期利益がブルームバーグが 調査した市場関係者の予想に届かなかった。

金融株は中国の工業生産と小売売上高の発表後に上げ幅を縮小し、 中国建設銀行(939 HK)は結局0.2%安で引けた。一時は2%上昇する 場面もあった。中国銀行(3988 HK)は0.3%安。一時は1.6%上げてい た。

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