ソロス氏:スコットランドの独自通貨は危険-分離独立でも

資産家のジョージ・ソロス氏は、ス コットランドが英国から分離独立した場合、独自の新たな通貨を持つの は危険な選択肢だとの見解を明らかにした。こうした通貨は攻撃に脆弱 (ぜいじゃく)な可能性があると指摘した。

ソロス氏は12日、ロンドンでの記者会見で、「弱い通貨を持てば利 用する者が現れる」と指摘。スコットランドが独立して独自通貨を持て ば「非常に効率が悪く潜在的に危険だ」と語った。同氏は1992年に英ポ ンド下落に関連した取引で10億ドル(約1030億円)を稼いだといわれて いる。

スコットランドは9月18日、分離の是非を問う住民投票を実施予 定。スコットランド行政府のサモンド首相は独立した場合でも共通通貨 として英ポンドを維持したいとしていたが、オズボーン英財務相は認め ない方針だ。

ソロス氏はスコットランドが独立すれば、自前の通貨発行や中央銀 行などの新設は可能だと説明。英政府に無許可でポンドを共通通貨とす ることやユーロ圏加入も可能だと述べた。その上で「スコットランドが 独立しながらポンド圏に残れるとは思わない。イングランド銀行(英中 銀)は非常に実務的だ」と語った。

原題:Soros Says Independent Scottish Currency Dangerous Option (1)(抜

--取材協力:Neal Armstrong.

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