円相場は際限なく下落へ、日銀の刺激策拡大で-メルク氏

日本の金融当局が景気浮揚のために 金融刺激策を拡大することで、円は際限なく下落するとメルク・インベ ストメンツの創業者で社長のアクセル・メルク氏が指摘した。

メルク氏によると、昨年は日本銀行の金融緩和で円の対ドル相場 が18%下落し、日本経済は好影響を受けたが、新興市場通貨の急落や地 政学的な混乱で逃避先としての円の魅力が再び高まったため、その効果 が薄れつつある。

同氏は12日のブルームバーグラジオとのインタビューで、円がすで に年初来で2.5%上昇する中で、日本の金融当局はさらなる行動が必要 になると発言。「政府はすぐにも倍賭けに動くだろう。われわれの円相 場の目標に下限は存在しない」と語った。

日銀はマネタリーベースを年間約60兆-70兆円増やすことを目指し て国債を購入する量的・質的緩和を推進している。日銀の黒田東彦総裁 は先月、2%の物価安定目標の実現に向けて金融緩和を続ける姿勢をあ らためて示した。

原題:Merk Sees Infinite Losses for Yen With Kuroda Adding to Stimulus(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE