香港株:H株指数、8カ月ぶり安値-中国の経済見通しを懸念

香港株式相場は下落。ハンセン中国 企業株(H株)指数が8カ月ぶりの安値となった。中国が13日発表する 指標で工業生産の減速が示されることが見込まれており、本土経済見通 しへの懸念が広がっている。

銅相場が2010年7月以来の安値に下落したことで、江西銅業(358 HK)が2.5%下げるなど、資源株が安い。アジア最大の製油会社、中国 石油化工(SINOPEC、386 HK)は3.9%安。中国本土での大気汚 染対策コストが上昇する中で、同社は原油の値引きを求めた。

交通銀行(3328 HK)が1.5%下落するなど、金融株も売られた。婦 人靴小売りの百麗国際(1880 HK)は売り上げの減少を受け、9.4%安 と、ここ1年余りで最も大きな下げとなった。

H株指数は前日比1.6%安の9364.52と、昨年7月10日以来の安値で 終了。昨年12月2日の高値から19%下げており、弱気相場入りに近づい ている。ハンセン指数は前日比367.66ポイント(1.7%)安 の21901.95。

セレス・アセット・マネジメントのエバン・エルランソン最高投資 責任者(CIO、香港在勤)は、「世界の貿易が回復しているとの見方 には根拠がない」と指摘。「信用の逼迫(ひっぱく)や輸出の低迷は一 時的な変化ではなく、より幅広い新興市場成長モデルの転換の一つだ」 と述べた。

原題:Chinese Stocks Listed in Hong Kong Slump to Eight-Month Low(抜粋)

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