スズキのインド工場建設計画を撤回せよ-マルチに株主が書簡

販売台数でインド最大の自動車メー カー、マルチ・スズキ・インディアの少数株主は、親会社スズキが全額 出資する工場をグジャラート州に建設する計画の撤回を求めている。

HDFCアセット・マネジメントやフランクリン・テンプルトン・ インベストメント・マネジメント、DSPブラックロック・インベスト メント・マネジャーズをはじめとする投資信託や保険会社の16株主は取 締役会宛ての5日付書簡で、マルチの行動は「明らかな間違いで、価値 を損なう耐え難い動き」だと批判した。マルチのバルガバ会長は書簡を 確認した上で、同社は自社の決定を尊重するとコメントした。

スズキは1月、500億円を投じてインド西部のグジャラート州に工 場を建設すると発表。2017年に生産開始を予定し、当初の生産能力は年 間10万台で全車をマルチに供給するという。株主は書簡で、この計画に よってマルチはいずれ「抜け殻会社」になると主張している。

ブルームバーグ・ニュースが入手した書簡の写しによると、株主側 は「この計画がマルチとその株主にとって最善の利益ではなく、むしろ 大きな弊害をもたらすのは明確だ。受託者義務を再認識し、グジャラー ト州の事業をマルチの出資の下で実現するよう強く求める」と指摘し た。

原題:India’s Top Fund Managers Ask Maruti to Scrap Suzuki Plant Deal(抜粋)

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