個別銘柄:資源関連安い、エプソン下落、カカクコムは堅調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

資源関連株:三井物産(8031)が前日比2.8%安の1532円、三菱商 事(8058)が2.4%安、住友金属鉱山(5713)が4%安、国際石油開発 帝石(1605)が2%安など。きのうのニューヨーク銅先物相場は約3年 7カ月ぶりの安値を付けた。景気減速の兆しを受けて、世界最大の工業 用金属消費国の中国での需要が落ち込むとの懸念が強まった。原油先物 相場も1カ月ぶりの安値で、商品市況安により業績期待が後退した。

セイコーエプソン(6724):4%安の3125円。BNPパリバ証券は 投資判断を「ホールド」から「ウエート下げ」に引き下げた。バリュエ ーションが高いほか、15年3月期は競争激化と先行投資が収益を圧迫す る見込みであり、利益確定の機は熟したと判断した。新たな目標株価 は2600円(従来2300円)。

東芝機械(6104):5.3%安の520円。三菱UFJモルガン・スタン レー証券では、競争環境を考慮し、射出成形機の採算改善を従来想定よ り緩やかにしたことなどから、業績予想を下方修正した。14年3月期営 業利益は60億円から57億円、来期は107億円から98億円へ変更。目標株 価は760円から700円へ下げた。投資判断は「オーバーウエート」継続。

セイノーホールディングス(9076):4.8%安の1025円。野村証券 では、11日に開催された新中期計画の説明会を受け、計画の数値は保守 的な上、一部の投資家が期待している1年前から開始した競合他社との 提携の深化や物流不動産への投資の進展に対する言及もなかったと指 摘。株価への好反応になりにくい内容と分析した。

ユニーグループ・ホールディングス(8270):4.4%安の602円。み ずほ証券では投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下 げた。GMS(総合スーパー)、コンビニエンスストアともにコスト増 に見合う売上高の基調改善が見られないと指摘。14年2月期営業利益見 込みを270億円から250億円(会社計画311億円)、今期予想を245億円か ら200億円に減額した。新たな目標株価は550円。

カカクコム(2371):1%高の1855円。バークレイズ証券は投資判 断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。食 べログの料金改定でARPU(1契約当たり月間収入)上昇の確度が高 まったことやEC(電子商取引)市場の活性化に伴い、中期的な同社の 利用者が増加すると判断。適用バリュエーションを引き上げたことで、 新たな目標株価を2400円とした。

リンテック(7966):3%安の2006円。岩井コスモ証券では投資判 断を「アウトパフォーム」から「中立プラス」に引き下げた。米子会社 の改善は難しく計画下振れは避けられそうにないほか、原料パルプ高の 影響も大きくなるなどとし、14年3月期営業利益について会社計画 (150億円)を下回る144億円と予想した。

モーニングスター(4765):8.2%高の358円。未定としていた期末 配当予想を1株4円20銭に設定した。前期末実績は3円33銭(昨年7月 1日付の株式分割を考慮)。同時に発表した14年3月期営業益見通しは 前期比31%増の10億円。

オリコン(4800):80円(19%)高の503円でストップ高。マグネ シウム燃料電池関連の特許群(東北大学、産業技術総合研究所、日本素 材の3者が共同で出願中)について、日本素材が権利持ち分の全てをオ リコン子会社のオリコン・エナジーに譲り受けたと発表した。

日本BS放送(9414):放送衛星を利用した放送事業を展開する同 社が12日、東証2部市場に新規上場した。公募価格の1820円に対し、初 値は6.6%高の1940円。野村証券では同社がBS放送市場拡大の恩恵を 享受すると分析した。終値は1930円。

エンバイオ・ホールディングス(6092):土壌汚染対策事業などを 展開する同社は12日、マザーズ市場に新規上場した。公募価格の580円 に対し、初日は1334円買い気配のまま取引を終えた。

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