独シーメンス:一部事業の売却を検討、戦略見直しで-関係者

欧州最大のエンジニアリング会社、 ドイツのシーメンスは事業戦略の見直しの一環で微生物学事業の売却を 検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

交渉が非公表であることを理由に関係者1人が匿名で語ったところ によると、シーメンスは買い手候補を探すために銀行1行を起用。売却 額は3億-6億ドル(約310億-620億円)となる可能性があるという。

診断法(ダイアグノスティクス)関連の部門の一部である微生物学 事業は、細菌同定検査や抗生物質感受性試験に用いる製品を提供してい る。同部門の売上高は39億ユーロ(約5600億円)。関係者2人によれ ば、フランスの診断薬メーカー、ビオメリューが買い手候補に含まれ る。

コメルツ銀行のアナリスト、インゴマルティン・シャヘル氏は電話 取材に対し「個人的には診断法部門全体の売却を検討するほうが理にか なっていると思う」と指摘。「微生物学事業は成長面では見通し良好だ が市場シェアが極めて小さく、しかるべきシェアを獲得するのは組織的 に厳しいだろう」と述べた。

原題:Siemens Said to Explore Sale of Microbiology Business Unit (抜粋)

--取材協力:Albertina Torsoli、Alex Webb、Kiel Porter.

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