PIMCOグロース氏米国債比率縮小-量的緩和年内終了見込む

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用する ビル・グロース氏は、2月に米国債など米政府関連債の保有を縮小し た。ウクライナ情勢の混乱で安全資産の需要が高まる一方、米連邦準備 制度による債券購入の年内終了を投資家は見込んでいる。

PIMCOのウェブサイトによると、グロース氏が運用する「トー タル・リターン・ファンド」(運用資産2360億ドル=約24兆円)の米政 府関連債比率は43%。1月は46%と少なくとも昨年7月以来の高水準だ った。2月の住宅ローン関連証券の比率は29%と2011年7月以来で最も 低い。1月は36%だった。投資適格債や高利回り証券などの米クレジッ ト商品は2月も前月と変わらず9%。

グロース氏は7日にツイッターで「連邦準備制度が購入してきたも のを売るべきだ。10月に金融緩和の縮小が完了し、買わなくなるから だ」と述べていた。PIMCOは毎月の保有比率の変化には直接コメン トせず、市場セクターにおける証券の種類の具体的内訳も明らかにして いない。

トータル・リターン・ファンドの新興市場の債券比率は2月も前月 と同じ6%。米国以外の先進国の債券は9%と、前月の7%から増やし た。

原題:Pimco Cuts Government Debt on Bets Fed Ends Buying by Year-End(抜粋)

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