欧州株:ほぼ変わらず、バリック・ゴールド大幅安-業績にらむ

11日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。経済データやウクライナ情勢が企業業績に与える影響を見極 めようとする動きの中、方向感のない展開となった。

産金会社アフリカン・バリック・ゴールドはここ1年2カ月で最も きつい値下がり。筆頭株主による10%の持ち分売却が嫌気された。スイ スの医薬品メーカー、ガレニカは2012年7月以来の大幅安。業績見通し がアナリスト予想に届かなかった。ドイツのハノーバー再保険は1.3% 安。四半期決算での営業利益減少が売り材料。一方、スイスの水道機器 メーカー、ギーベリッツは上場来高値。利益率改善で買われた。

ストックス欧州600指数は331.49で終了。前日比では0.1%未満の上 げにとどまった。同指数は6年ぶり高値を付けた2月25日以降、2%下 げている。ウクライナをめぐり、ロシアと米国の間で緊張が高まってい るためだ。

ユニオン・インベストメント・プライバットフォンズ(フランクフ ルト)で約69億ドルの資産運用に携わるカーステン・ヒルク氏は「投資 家は地政学的リスクに非常に神経質になり得るが、値下がりしてもすぐ に相場を安定させてくれる大きな流動性がある」と述べ、「こうした2 つの相反する要因が現在の相場を左右している」と付け加えた。

この日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が上昇。独 DAX指数は0.5%高となった一方、仏CAC40指数は0.5%下げた。

原題:European Stocks Are Little Changed as African Barrick Gold Falls(抜粋)

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