MOVE指数生みの親バスマン氏、ウォール街去りPIMCOへ

クレディ・スイス・グループの証券 部門でマネジングディレクターだったハーリー・バスマン氏が退社す る。同氏は自身を「コンベクシティの達人」と呼んでいた。

同氏は顧客に宛てた文書で「ウォール街の『セルサイド』での私 の30年のキャリアは本日で終わる」と書いている。ブルームバーグ・ニ ュースが文書を入手した。「心の広い投資家のために私の投資アイデア をより直接的に実践できる『バイサイド』に移る」という。

バスマン氏は取材に対し、クレディ・スイスのニューヨーク在勤広 報担当、ドルー・ベンソン氏にその対応を委ねたが、ベンソン氏はコメ ントを控えた。パシフィック・インベストメント・マネジメント (PIMCO)は10日、バスマン氏が7月から同社に加わると発表し た。カリフォルニア州ニューポートビーチの本社勤務になるという。

コンベクシティは債券価格の金利に対する感応度の指標。金利オプ ションや住宅ローン担保証券のバリュエーションに重要な意味を持つ。 金融取引業規制機構(FINRA)の記録とバスマン氏のウェブサイト によると、同氏は2011年にクレディ・スイスに加わる前、バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)メリルリンチとその前身メリルに1985年から在 籍しデリバティブ(金融派生商品)と仕組み商品を手掛けていた。同氏 はボラティリティの指標であるMOVE指数をメリルにいた1998年に開 発している。

原題:Credit Suisse’s Bassman Leaving Wall Street After 30 Years (1)(抜粋)

--取材協力:Daniel Kruger、Alexis Leondis.

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