STAP細胞論文、文科省が理研に調査・説明を要求-菅官房長官

理化学研究所の小保方晴子研究ユニ ットリーダーらが作製に成功したと発表した新しい万能細胞「STAP 細胞」をめぐって共同研究者が論文取り下げを呼び掛けた問題で、文部 科学省は理研に速やかな調査と説明を行うよう求めている。菅義偉官房 長官が11日午前、閣議後の記者会見で明らかにした。

菅官房長官は、「調査を速やかに行って事実を明らかにすることを 強く求めている」と指摘。「理研は内外の有識者を集めて専門的な見地 から今、調査を行っているという報告を受けている」とも述べた。

「STAP細胞」の論文は英科学誌ネイチャーに掲載されたが、多 くの問題が指摘されていた。共同研究者の若山照彦山梨大教授は10日、 同大のウェブサイトで、「本論文に関してさまざまな疑問点が指摘され ている今日、私はSTAP細胞について科学的真実を知りたい」との見 解を発表。その上で、論文の取り下げに同意するよう他の著者に呼び掛 けたとNHKが報じた。

理研は同日午後、小保方氏の博士論文で使われた画像がネイチャー 掲載論文に流用されているとの指摘について調査を開始したとウェブサ イトで発表。「論文の信頼性、研究倫理の観点」からネイチャー掲載論 文の「取り下げを視野に入れて検討している」と説明している。理研 は14日午後、都内の事務所でメディアへの経過報告を行う予定。

--取材協力:.

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