ブラジル株:ボベスパは8カ月ぶり安値-中国の成長鈍化懸念で

10日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が昨年7月以来の安値に下落。ブラジル最大の貿易相手 国である中国の成長鈍化懸念で、鉄鉱石生産最大手のヴァーレなど資源 輸出株が売られた。

ヴァーレは2.7%安。ボベスパ指数の下げに最も響いた。ウジミナ スは4.1%下落し、鉄鋼メーカーの下げの中心となった。小売りのロジ ャス・アメリカナスは0.2%値下がりして2週間ぶりの安値。予想を上 回るインフレ加速から、金融当局が政策金利の引き上げを継続するとの 観測が広がった。

ボベスパ指数は前週末比1.5%安の45533.20で終了。指数構成銘柄 のうち下落が58銘柄、上昇は15銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後 5時25分(日本時間11日午前5時25分)現在、0.5%安の1ドル =2.3523レアル。中国の2月の輸出は2009年以来の大幅減少となった。

INVXグローバル・パートナーズのチーフエコノミスト、エドゥ アルド・ベリョ氏は電話インタビューで「中国経済に関する指標は減速 を示しており、最近の数字によって投資家のそうした見方はさらに強ま っている」と指摘。「ブラジルの鉄鉱石会社と鉄鋼メーカーを中心に、 中国向けに輸出している商品関連企業にとっては極めてマイナスだ」と 述べた。

ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)が10日発表したデータによ ると、卸売物価と建設価格、消費者物価の総合物価指数は2月に前月 比0.85%上昇し、1月の同0.4%上昇から伸びが加速した。ブルームバ ーグが集計したアナリストの予想中央値は0.65%上昇だった。

原題:Ibovespa Sinks to Eight-Month Low as Vale Falls on China Outlook(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE