空の安全まだまだ、盗難パスポートで搭乗可能-米テロから12年

消息を絶ったマレーシア航空370便 の乗客の2人が盗難パスポートを使って搭乗していたことは、2001年9 月11日の米同時多発テロ事件から12年半後の今も、空の安全が完全には 確保されていないことを示した。

旅客と手荷物の検査は米国のテロ後に強化されたが、盗難パスポー トをめぐるチェックは万全ではない。国際刑事警察機構(インターポー ル、ICPO)が02年に作成したデータベースには4000万余りの盗難パ スポートが登録されているが、旅客のパスポートをこのデータベースに 照合せずに搭乗させたケースは昨年10億回以上あったという。

盗難パスポートの所持者2人がマレーシア航空機の消息不明と関連 しているという証拠はないものの、今回のチェック手順の不備が各国政 府に是正を迫るきっかけになるだろうと、シンガポールのラジャラトナ ム国際関係研究所(RSIS)の政治暴力・テロリズム研究国際センタ ー(ICPVTR)のロハン・グナラトナ所長が述べた。

原題:Stolen Passports Show Post-9/11 Airline Security Flawed (1)(抜粋)

--取材協力:Andrea Tan、Kyunghee Park、Benjamin Haas、Supunnabul Suwannakij.

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