ECBのノワイエ氏:ユーロ高はユーロ圏に不当な圧力もたらす

欧州中央銀行(ECB)政策委員会 メンバー、フランス銀行(中央銀行)のノワイエ総裁は10日、ユーロ高 がユーロ圏経済に不当な圧力をもたらしているとの認識を示した。

ノワイエ総裁はパリでブルームバーグテレビジョンのインタビュー に応じ、ユーロ相場は「経済発展とインフレ動向に極めて重要な要因 だ」と発言。「ユーロが上昇傾向にあると、経済とインフレに一段の下 押し圧力をもたらすが、これはいずれの場合も妥当ではない。このた め、われわれは現状に満足していない」と続けた。

ユーロはドルに対し過去1年で6.7%上昇し、輸入品の価格を抑え るとともに、域内の生産業者の競争力を脅かしている。為替レートは ECBの政策目標ではないが、ドラギ総裁は先週、ユーロ高が進めば 「物価安定を図る目的に影響を及ぼす可能性がある」と指摘していた。

ユーロ相場はノワイエ総裁の発言を受けて下落し、フランクフルト 時間午前11時41分現在は1ユーロ=1.3879ドルで取引されている。7日 には1.3915ドルまで上げ、2011年10月以来の高値を付けた。

原題:Noyer Says Stronger Euro Creates Unwarranted Pressure on Economy(抜粋)

--取材協力:Jana Randow、Manus Cranny.

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