中国株(終了):CSI300指数、5年ぶり安値-輸出減が響く

中国株式相場は下落。CSI300指 数が約5年ぶりの安値となった。2月の輸出が予想外に減少したことを 受け、中国経済の減速懸念が広がった。

上海、深圳両証券取引所のA株に連動するCSI300指数は前週末 比3.3%安の2097.79で終了。2009年2月以来の安値となった。江西銅業 (600362 CH)やエン州煤業(600188 CH)が大きく下げた。上海証取の 人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は 同58.84ポイント(2.9%)安の1999.07で引けた。

中国の2月の輸出は前年同月比18.1%減。アナリストの予想中央値 は7.5%増だった。春節(旧正月)の連休時期が前年からずれていたた め予想がより困難となった。中国の成長減速や相次ぐ新株発行、ロシア とウクライナ間の地政学的緊張をめぐる懸念が広がる中、市場は北京で 開催中の中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で打ち出される 施政方針に注目している。

江海証券の徐聖鈞アナリストは「この日は悪材料が多かった。低調 な経済指標や新規株式公開(IPO)再開の可能性に加え、全人代は何 の驚きもなく閉幕しようとしており、ウクライナ情勢も助けになってい ない」と指摘。「こうした全ての要因が相場を圧迫している。プラス材 料は何も見当たらない」と述べた。

原題:China’s CSI 300 Index Plunges to Five-Year Low on Export Slump(抜粋)

--取材協力:Helen Sun.

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